
島松病院では、1998年7月に、財団法人「日本医療機能評価機構」の病院機能評価認定を受け、精神科病院種別Aの認定証の発行を全国5番目、道内で初めて受けることができました。
「病院機能評価」とは、まだ一般になじみの薄い言葉ですが、財団法人「日本医療機能評価機構」(第三者による病院機能評価)が、医療機関の持つ機能を学術的観点から中立的立場で公正適切に評価し、その結果、明らかになった問題点の改善について医療機関が助言を受けるものであり、認定証は、医療の質の向上とサービスの改善への取り組みが、審査の一定基準に達していると認められた場合に発行を受けるものです。この病院機能評価機事業は、1997年4月より実施され、その後、多くの病院が認定を受けております。
認定証は、病院の諸問題の改善に取り組む意欲を一層高めるために発行されるものであり、認定証の有無により病院のランク付けを行うものではありません。
病院機能評価の対象領域
以下の領域について、書面調査、自己評価、訪問審査が実施されました。
1.病院の理念と組織的基盤
病院の中長期計画や病院全体の管理体制、職員への教育・研修等について評価します。
2.地域ニーズへの反映
病院の地域における役割についての認識や他施設との連携体制、救急医療活動等について評価します。
3.診療の質の確保
診療の質を確保するための基本的な活動や診療を支える各部門の機能、診療にかかわる安全管理などについて評価します。
4.看護の適切な提供
看護提供における理念と組織的基盤の整備。職員の能力開発や看護ケアのための環境整備。看護ケアの提供状況について評価します。
5.患者の満足と安心
患者を尊重すること、プライバシーや利便性への配慮、サービスの改善の努力や患者の安全性への配慮等について評価します。
6.病院運用管理の合理性
人事管理、財産管理、業務管理局の合理性と適切性や、医療事故への対応等について評価します。
7.保護と隔離の機能
精神病院における保護、行動制限等の管理体制について評価します。